テクノロジーがスポーツを変える!あのVARを作った会社はどこ?

テクノロジーがスポーツを変える!あのVARを作った会社はどこ?

2018年にロシアで開催されたサッカーワールドカップ。日本代表は2010年の南アフリカワールドカップ以来のベスト16進出を達成し、優勝候補だったベルギーを最後まで追い詰めた。

歓喜と興奮を巻き起こしたロシアワールドカップの中で、例年になかった取り組みがひときわ目立った。その最たる例が、「VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー制)」だろう。ドイツのブンデスリーガを始め、欧州各国で続々と導入されているこの「VAR」。

本記事では、「VAR」の基本的なおさらいと、どの会社が「VAR」を作っているのかを解説する。

VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)とは?

このシステムは、ペナルティエリア内でのハンドやファウルのような試合を決定づけるプレーが行われた際に主審がビデオの映像を確認し、ジャッジを判断するといったものである。

サッカーの試合中、主に主審1人とサイドラインでオフサイドやスローイングの判断を行う副審2人の判定で試合を進める。しかし、その試合の最中に審判の死角でラフプレーや販促行為が行われたり、誤った判定が下されることがある。このようなミスを防ぐため、そして審判をサポートするために導入されたのがVARだ。

ロシアワールドカップで導入されたVARでは、審判1人、アシスタントレフリー3人、リプレーオペレーター4人が常に数台のモニターで試合の監視しており、ビデオ判定を行うべきだと判断した場合、主審に伝える。また主審が、重大なジャッジミスを犯してしまった場合や、見逃してしまった場合などVARを求めることができる。

ビデオチェックで使われた時間はアディショナルタイムに加算されるので、審判はある程度時間をかけ、正確に判断をすることができる。

VARを作った会社とは?

さて、それでは本題に移ろう。ロシアワールドカップで、話題になったこの技術を推進していたのはどこの会社なのか。

その会社はなんと、日本の「ソニー」なのだ。

これには多くの人が驚くかもしれないが、日本で最先端の技術と革新を続ける同社が、このVARを作っていたのだ。

しかし、実は最初から同社が手がけていたのではない。知る人ぞ知るイギリスのテクノロジー会社「ホークアイ」を同社が買収し、開発に身を乗り出していたのだ。

もともと、このホークアイ社の技術はテニスの試合で、ボールがラインを超えているかどうかなどを判定するために活用をされており、それをサッカーにも応用させたのがソニーのようだ。

世界を代表する大手企業であるからこそ、このようなスポーツの大舞台を支えるテクノロジーを提供することができるのかもしれない。

テクノロジーがどうスポーツに影響を与えるか

スポーツにおいてテクノロジーの重要性は日に日に高まっている。今回のVARのみならず、GLT(ゴールライン・テクノロジー)や、SAP社のチームのデータ解析ツールなど、導入がすでに行われているものを始め、多くのテクノジーによって、スポーツが進化している。

今後特に、「チームデータの解析・活用」、「選手個人のデータ活用」、「ミスジャッジをなくすテクノロジー」が進んでいくことだろう。

また、AI技術による戦術面の高度化や、選手個々のパフォーマンスに対する影響も目を見張るものがあるだろう。

従来の経験などの定性的なアドバイスによって、成長につながらない、あるいはプレーを悪化させてしまうケースがあとをたたない中で、機械学習やAI技術の活用によって、データを使った客観的かつ的確なアドバイスが可能となり、パフォーマンスの工場に大きく寄与すると言われている。

もちろん、する側だけでなく、見る側も大きく影響を受けることになるだろう。

VRなどによって、スタジアムに行かなくてもライブ感を感じることができるようになったり、ドローンを使った撮影などによって選手の視点で試合を感染することも可能になる。

このように、スポーツはテクノロジーの力を介することによって、より進化することになるだろう。そこでとりわけ重要になるのが、スポーツに貢献する会社の力だ。本記事の「ソニー」の事例のように、実は多くの会社がスポーツに関連している。

今一度、テクノロジーという側面からスポーツを再発掘していくのも面白いかもしれない。

>>スポーツテック企業の求人を見る(MERCIに遷移します。)

スポーツ仕事辞典カテゴリの最新記事